006_佐竹の家

Posted on

006_佐竹の家 

佐竹の家

BK003「五辻の家(Vostok)」にほど近い、西陣エリアにある2階建の物件を住居兼スタジオに改装。大家さんは明治7年創業の西陣の織元であり、かつては織機の音が町中に響くエリアに明治期に建てられた築100年以上の町家だ。

入居アーティストは、偶然にも若い染織作家とそのパートナーとなった。彼女の制作のテーマは、「記憶に残る風景、色、草木を裂として残せるように。誰かにとって、心の拠り所となる着物を織っていきたいと願います」というもの。昔からあった上げ床はそのまま残して手織りの織機が入るスタジオとし、かつての生活の名残であるかまどをはじめ建具や設えも転用や修繕を行い、建てられた本来の姿に寄せる改修をおこなった。また、糸を草木染めするための水場、生活に必要となる水周りの整備も並行しておこなった。

今回入居する染織作家は、機織りをする音を出しても大丈夫な物件を探しており、ここ西陣では全盛期には早朝から休みの日にも織機の音が響くことが通常であったため、まちの方々が機の音に対して親近感を持っている。大家さんをはじめ昔ながらの機織りの音が消えゆくことを残念に思う地域の方々からはこの若い染織作家の入居を歓迎する声も聞こえている。

この物件に入居するアーティスト
吉田未央(染織作家)

名称:佐竹の家
住所:京都市上京区
構造:木造二階建
面積:約58.5m2
用途:住居兼スタジオ
設計・施工:TANK + 京都造形芸術大学 URLTRA FACTORY (kumagusukuプロジェクト)
写真:OMOTE Nobutada

BK_紫竹西南

Posted on


紫竹西南の家_7/21(日) 改修前オープンハウス

紫竹西南の家
Basement Kyoto、入居アーティストを募集します!アーティスト向け町家改修「Basement Kyoto」では、現在、京都は北区にある大徳寺北に位置する平屋物件の入居アーティストを募集しています。掲載している写真は未改装の状態です。「住居兼スタジオ」もしくは「スタジオ」の利用を想定した賃貸物件となりますが、通例とは異なり、入居される方の希望を取り入れながら改装計画を立てていきたいため、今回の募集となりました。なお、入居後の改装も基本的に自由で、原状回復義務はありません。 正面の入り口は住居用のため狭くなっていますが、ご希望があれば大きく開口を広げることも可能。道路に面する部屋をギャラリーや店舗として利用することもできます。家賃は改装内容に応じて決定します。 周辺は、西に大文字山を望み5分も歩けば大徳寺にたどりつく落ち着いたエリア。ゲストハウスも最近では増えてきましたが、喫茶店、カフェ、飲食店などなど、気になるこだわりのあるお店が点在しています。

\オープンハウス/

日時:7月21日(日) 13:00~16:00

入居者募集に際して、改修前のオープンハウスをおこないます。改修のプランも解説。入居希望の方のオーダーも、もしかしたら反映できるかもしれません。気になる方は是非お越しください。

○概要

住所:紫竹西南町67

最寄駅:市バス46系統「紫野上野町」徒歩1分、地下鉄「北大路」徒歩20分 

状態:平屋、トイレあり風呂なし、中庭付き(住居利用希望の場合はシャワーユニットを新設) 

現状間取り:3K 面積:35.22m2(中庭部分除外)               

家賃:改修内容によって変動

※掲載写真は改装前の状態です

005_室町頭の家

Posted on

005_室町の家 

室町頭の家
同志社大学今出川キャンパスにほど近い場所にある築120年を超える元住居を、3人の作家がシェアするギャラリー兼共同スタジオへ改修。
正面に「食品店」の切り文字看板が残っている通り、住居の前には店舗として使われていた。
道路に面する土間部分が当時の「ミセ」空間だったと推測されるが、住居利用に際して同空間に室が増築。
今回の改修でその室を撤去し、あわせて2階床も取り除いて吹き抜けとした。
奥の制作空間につながる扉を閉ざすと、アイレベル上ではホワイトキューブが成立するが元要素が残るという特徴的な風景が生まれている。

この物件に入居するアーティスト
Artists Space TERRAIN
木村翔馬(https://kimura-shoma.tumblr.com/
澤あも愛紅(http://amo-aicou.tumblr.com/
西原彩香(https://nishiharaaya.tumblr.com/
Twitter: @TERRAIN_1
Instagram: terrain.ask
Facebook: http://fb.com/terrain.as

名称:室町頭の家(Artists Space TERRAIN)
住所:京都市上京区
構造:木造平屋建
面積:約38.32m2
用途:ギャラリー・共同スタジオ
設計・施工:TANK+ 京都造形芸術大学 URLTRA FACTORY (kumagusuku プロジェクト) + artists
写真:OMOTE Nobutada



[ 工事前写真 ]

004 西ノ京の家

Posted on

004_西ノ京の家   

西ノ京の家
JR二条駅から徒歩圏内に位置する平屋建て物件を、大きなキッチンスペースを持つワンルームに改
修。これまでのBasement Kyotoで手がけた物件よりもコンパクトな面積であるため、その分リーズ
ナブルな賃料となっている。近くにはさまざまな食材を求めて多くの人で普段から賑わう三条会商
店街があり、敷地につながる細い道を出るとすぐに公園があるという好環境となっている。もとも
と民家だったこの物件だが、私たちが最初に出会ったときは、かつての住人がDIYでの改修(正確に
はそれを諦めた)跡が見て取れるような状態だった。新たに入れたツーバイフォー材、つくりかけ
の土間など、活用が困難そうな一つひとつの部分を引き継ぎながら改修をおこなった。借り手とし
て、フードディレクションを手がけるデザイナーといううってつけの一人が決まった。

この物件に入居するアーティスト
有路通子/家の実 (https://www.instagram.com/arijimichiko/)

名称:西ノ京の家
住所:京都市中京区
構造:木造平屋建
面積:約36.41m2
用途:住居 + スタジオ
設計・施工:TANK+ artists
写真:OMOTE Nobutada



[ 工事前写真 ]

003 五辻の家

Posted on

003_五辻の家   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

五辻の家

西陣にある、大宮通りから北野天満宮東門までの東西通り「五辻通り」沿いに位置する平屋建てを、アーティストのシェアスタジオ「VOSTOK」へ改修。はす向かいは日本に唯一残る、織機部品のひとつ「杼屋」さん、お隣は西陣織の糸巻きのお宅。そんな界隈にある、築80年を超えるかつて西陣織工場だったこの物件は、間口に対して奥行きがはるかに長く、解体してみると、糸とともに木製プーリーなどの当時の設備が屋根裏に残されたままだった。幅3.6m奥行き25mという広さに必要な室や機能を当てはめていったと思われる、これまでのつくり方・使い方から、複数アーティストがそれぞれに制作をおこなうためのスペースを取れるよう、内壁を全て取り去り土間敷に。水道・シャワー・トイレなどの住居機能は道路側に設置した小屋にまとめ、共有スペースにした。また長い物件の魅力を生かすために、作品運搬用として入り口から奥庭までつながるレールを土間に仕込み、壁面や棚など、アーティストによって自由に設置される余白を充分に残した。

この物件をシェアするアーティスト
矢津吉隆(https://www.yazuyoshitaka.com
水木塁(http://mizukirui.net
田中秀和(http://tanakahidekazu.com/
笹岡由梨子(http://sasaokayurikoworks.wixsite.com/sasaokayuriko)
西條茜(https://akane-saijo.jimdo.com

 

名称:五辻の家
住所:京都市上京区
構造:木造平屋建
面積:約74.04㎡
用途:制作スタジオ
設計・施工:TANK + artists
写真:OMOTE Nobutada

[ 工事前写真 ]

002  壬生の家

Posted on

002_壬生の家   

 

 

壬生の家

現所有者が子供の頃住んでいた、築80年を超えるご実家を改装。1階部分を閉ざしていた高さのある木板の塀を撤去し、光を取り込んだ。また、四条通沿いからも印象的な風景を見せていた、密生する植木を整理した。傍を頻繁に車が通り抜けていく場所でもあるため、無垢のガードレールを塀の代わりに利用、土間の制作スペースへの視線を遮りながらも、閉ざしすぎないようにしている。以前の増築の際に、新たに使用された当時の新建材は必要に応じてはがし、かつて使われていた照明に再び明かりを灯した。

施工中に入居者が決まったため、新たな住み手・使い手となるそのクリエイターの意向にあわせたデザインが施されており、「支持体」としての性格は「五条の家」のときよりは控えめになっている。が、土間スペースは店舗使いも受け入れられるため、多様な可能性に開かれている。

 

名称:壬生の家
住所:京都市中京区
構造:木造2階建
面積:約72.71㎡
用途:居住用および制作スタジオ
設計:Loöwe+TANK
施工:Loöwe+TANK
施工協力:京都造形芸術大学ULTRA FACTORY
写真:OMOTE Nobutada

[ 工事前写真 ]
 

  

001_五条の家    *入居者の募集は終了しました。


 

以前は酒屋兼住居だった築70年を超える町家を改装。1階をアーティストの制作スペースとして使用できるよう床を撤去して土間にし、天井高を確保。壁面は意図的に「下地」のまま留めることで、新たに壁をつくったり絵をかけたりなど住み手が関われる余地を残した。玄関は通りに面して大きく開け放つことができるため搬入出もしやすく、土間空間と連続させて車庫としても使用可能。2階はワンルームで、作業台としても使える大きな備え付けのキッチンテーブルがありデスクワークにも対応。かつて防空壕だった空間や屋根裏空間を残しており、アイデア次第で面白い活用の仕方が様々に展開できる物件。

 
名称:五条の家
住所:京都市東山区
構造:木造2階建
面積:約66.57㎡
設備:駐車場・トイレ・浴室・収納・キッチン・土間・地下室
 
設計:Loöwe
施工:Loöwe+TANK
施工協力:京都造形芸術大学ULTRA FACTORY
写真:OMOTE Nobutada
 
[ 工事前写真 ]